公募「東京装画賞2019」二次審査通過作品
選択課題図書
「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス著
制作コンセプト
物語が問いかけるテーマを「幸せとは何か?」と解釈し、そのうえでアルジャーノンは何の象徴だったのか?を考えながらあたたかみのあるテクスチャー・配色で制作しました。
▼イメージ設計
<全体>
・原題は「Flowers for Algernon」
・作品の最後に主人公が記したメッセージ
この2点から、「花束」にとらわれず「野の花々を手向けられている」イメージに決定。 <ねずみ> 本文中の記述を手がかりに描画。
▼ターゲット想定
・10代以上の男女
自身も10代の頃から複数回読んでいる作品であり、その度に新たな気付きを得られたことから「若者にこそまず出会ってほしい作品」と位置付け。
※第6回東京装画賞(2019)入賞者・入選者発表 https://souga.tokyo/?cat=28